じめっとする日が続いたときにはグラスの中だけでも爽やかなキャラクターもので気分を晴れやかに。ちゅうことで今月届いたばっかりのカナダ、トロントのBellwoodsより日本初上陸の「Come What May」をチョイス。ネーミングからすでにワクワクしちゃいますが、田園風景を想わせるどこか温かみもあるBellwoodsらしい抽象的なラベルデザインも秀逸。フーダーでホッピングを加え熟成させたファームハウスエールで、柑橘やトロピカルを想わせる爽やかなキャラクターに、心地よい酸味。ジューシーさもありつつ程よく切れるボディで余韻をレモングラスのようなハーバルなニュアンスの苦みで締めくくる、Bellwoodsらしい複雑なキャラクターながらバランスのとれた一杯となっちょります。
ゴクゴクリフレッシングにもいけちゃうし、料理にあわせながら食中酒として、締めの一杯にじっくりゆるゆる。色んな楽しみ方ができちゃう万能選手で、とりあえずカゴにブッ混んどけば安心な子でござい。これだけ複雑なキャラクターと高いバランス感でいながら、この価格で飲めちゃうってのは家計もニッコリですわ。
こちらベルギーの新興ブルワリーDe La Senneとのコラボレーションで造られたドライホッピングを加えた「Come What May Dry Hopped」を加えたバージョンも同時に入荷してきています。こっちのバージョンは、よりグラッシーで青々しいキャラクターが感じられるので、より爽やかな印象が強くなっている感じ。ぜひお好みで。