2012年にカナダ、オンタリオ州トロント中心街西側にあるオッシントン・アベニューにてブルーパブとして創業。トロントの老舗ブルワリー、Amsterdam Brewing Co.の同僚であったLuke PestlとMike Clarkによって立ち上げられた。Pestl氏は生物化学工学の学位を所得しており、Clark氏は医学部を目指し生化学を専攻していたがお互いビールに魅せられ、その道に進んだ。そんな背景のある彼らの造るビールはホップの香り豊かな物から、樽熟成のワイルドエールやハイアルコールなスタウトまでと幅広い。これらの高品質なビールが提供され、同時に食事にもこだわり抜いたブルーパブはオープンと同時に地元民より高い支持を受け翌年には隣接したボトルショップを開店。
Bellwoodsの需要はどんどん伸びていき、隣接した物件を取得し醸造スペースや調理場を少しずつ拡張していくも追いつかなくなり遂に2016年にトロント中心部のより北に外れたノースヨークにプロダクションブルワリーを建設。この頃には言わずもがなトロントを代表するブルワリーにまで成長していた。また、このロケーションが出来た事により6000Lフードル樽4つ、2000Lのもの2つが設置され、今まで以上に樽熟成のワイルドエールやサワーエールに重き置く事が可能となった。
Bellwoodsはこういったスタイルをトロントのブルワリーとして初めて世界水準に引き上げたとして地元のビールファンだけでなくトロントの数々のブルワリーからも敬意を表されており、世界的なビール評価サイトRatebeerでは2019年の世界のトップブルワリー100選にも選ばれている。年々成長が著しいカナダ、オンタリオ州のクラフトビール事情を知る上で欠かす事の出来ない存在であるBellwoodsの様々な味わいを堪能していただきたい。