ブルワリー紹介【Mumford】

アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルスにて2015年に創業。拠点はロサンゼルスのダウンタウンの中心部で路上生活者や薬物中毒者が多く生活するスキッドロウ地区。そんな荒廃した地域の中にスタイリッシュな内装のブルワリーとテイスティングルーム。都市型ブルワリーならではのロケーションといえる。

微生物学の学位を持ち、数年間ナパバレーのワイナリーで研究科学者として勤めていたPeter、そして弁護士であったToddのMumford兄弟とToddの妻Tien Tranの三人で立ち上げられた。Mumford兄弟は70年代より大のホームブルワーであった父よりその技術を修得し趣味として醸造を楽しんでいた。2010年のある日PeterがToddにホームブルーイングキットをプレゼントする。そこからまた再びホームブルーイングに火が付き兄弟でどんどんビールを造ってはパーティーなどで振る舞っていた。飲む人がどんどん彼らの造るものに魅了されていき、遂に3年の構想期間を経てブルワリーを創業する。

ヘイジーIPAなどトレンドを抑えたスタイルはもちろんラガーやダークエールなどクラシカルなスタイルのビールを得意とする彼らは瞬く間にHighland Park Brewery, Boomtown Breweryらと共にダウンタウンLAのクラフトビールシーンを牽引し活性化させていく。

ビールの味わいのみならず、ラベルアートに某人気ストリートブランドのロゴをそのままリップオフしたり、テイスティングルームの壁画をグラフィティーアーティストのKofieが手掛けたりと様々な部分に大都市に根差したブルワリーの遊び心とスタイリッシュなセンスが伺える。ロサンゼルスクラフトビールシーンを世に知らしめたMumford Brewingのビールを是非堪能していただきたい。

2019年に弊社スタッフが現地を訪れた際の様子はこちらから
https://mastered.jp/feature/losangels-beertrip-vol1/5/

 

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