【Finback Brewery 情報】

2011年に創業し、Other Half、Grimm、Interboro、KCBC、Threesらと共にニューヨーク都市部のクラフトビール黄金期を築き上げた最重要ブルワリーの一つ『Finback Breweryが日本上陸!!!

日本へはイベントでの輸入は以前にもありましたが、一般に流通するのは今回が初めて!極少量入荷、今回も空輸のスーパーフレッシュな状態での入荷です!

 

Finback Breweryは、建築士であったBasil Lee氏とグラフィックデザイナー兼イラストレーターであったKevin Staffordというアーティステックなバックグランドを持つ二人によって立ち上げられ、ビールの醸造は勿論、ブルワリーロゴやラベルまで全て自らで行い、その独創性に長けたビールと芸術性に優れたラベルで2011年の創業以降地元ニューヨークを中心にめきめきと頭角を現していきます。

コロナ禍が起こり更にアメリカ全土で人種間の衝突が深刻な問題として浮き彫りになった2019年には、決して他人事ではないと深く受け止めた彼らは世界中のブルワリーに呼びかけ、Breathing : Conversationsというプロジェクトを立ち上げます。50余りもの多くのブルワリーがこの企画に賛同し人種問題に関して話し合い、その対話の記録をビールのラベルにプリントするなど、ビール醸造という点だけでなくクリエイティビティや多様性が重視され、高品質のものを生み出し続けるという大都市におけるクラフトブルワリーの完成形の一つと言える存在です。

今回はヘイジーなIPAばかりドドンと入荷予定!しかも全て空輸の冷蔵便で来ておりますのでスーパーフレッシュな状態での初上陸!近日中に販売開始を予定しております!!

 

Finback Brewery

https://www.finbackbrewery.com/home.html

Brewery Info

ホップフォワードなビールはもちろんサワーエールやバレルエイジドスタウト、副原料を使用したクリエイティブなものまで幅広く醸造し国内外から絶大な人気を得ているニューヨーク都市部クイーンズのFinback Brewery。2011年に創業し、Other Half、Grimm、Interboro、KCBC、Threesらと共にニューヨーク都市部のクラフトビール黄金期を築き上げた最重要ブルワリーの一つ。

元々は建築士であったBasil Lee氏とグラフィックデザイナー兼イラストレーターであったKevin Staffordの2人によって立ち上げられた。2人の共通の趣味であったホームブルーイングが高じて2011年にブルワリーとして開業。当初Narwalという名前で登記したが、同年アメリカンクラフト最大手の一つSierra Nevada Brewingが同名のビールをリリースした事により権利問題に発展。またブルワリーの物件探しも暗礁に乗り上げており、立ち上げから2年たった2013年にようやくクイーンズのグレンデールという駅から徒歩30分という辺鄙な土地に醸造所兼タップルームの物件を獲得。同時期にナガスクジラがクイーンズの海岸に打ち上げられるという事件が起こる。ブルワリーが辺鄙な場所に位置する事と八方塞がりだった自分たちの状況をそのクジラと重ね合わせ、Finback (ナガスクジラ)と命名。翌年2014年に晴れてファーストバッチのリリースに漕ぎつける。元々アーティスティックなバックグラウンド持つ二人はビールの醸造はもちろん、ブルワリーロゴやラベルまで全て自らで行っていた。そのセンスもまた秀逸で既存のクラフトブルワリーのラベルと一線を画す高いデザイン性でより一層人目を引いた。その独創性に長けたビールと芸術性に優れたラベルで地元ニューヨークを中心にめきめきと頭角を現していく。

そして人気も不動のものとなり、ブルックリンに第二のロケーションを計画していた矢先2019年、コロナ禍が起こり更にアメリカ全土で人種間の衝突が深刻な問題として浮き彫りになった。決して他人事ではないと深く受け止めた彼らは世界中のブルワリーに呼びかけ、Breathing : Conversationsというプロジェクトを立ち上げる。多くの賛同を得たこちらはブルワリーで人種問題に関して話し合い、その対話の記録をラベルにプリントするというもの。50余りものブルワリーがこの企画に参加し、多様性の重要さを訴えた。尚、人種の雇用に関しても高い関心を持つ彼らは多くの人種が働く職場となっている。

そんな紆余曲折を経た後、2020年2月にブルックリン、ゴーワヌスに第二のロケーションをオープン。こちらは小規模の実験的な醸造が出来る他、Invisible Forceというコーヒーロースター、Halftone Spiritsというジンに特化したディスティラリーも併設されており、ブルーパブというより様々飲料を製造できるアートスタジオの様な施設となっている。また、40年間ロードアイランドにて中華料理屋を営んでいたLee氏の母親監修の基、餃子屋も施設内にオープン。両ロケーションでは通年通してアーティストによる展示が行われており常に感性を刺激する空間となっている。クリエイティビティや多様性が重視され、高品質のものを生み出し続けるという大都市におけるクラフトブルワリーの完成形の一つ、Finback Breweryを是非体感していただきたい。

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