食文化を中心軸にアート、音楽とさまざまなカルチャーを包括し、多様なバックグラウンドや文化がひしめく大都市 ロスアンゼルスを体現するブルワリー
Homage Brewing
2016年にロスアンゼルス市郊外のポモナにてMatthew Xavier Garcia氏とその妻であるLauren Garcia氏そしてヘッドブルワーにJeremiah Bignell氏を迎え創業。混合発酵の樽熟成のビールやヘイジーIPA、そしてライスラガーであるCity Popが定番商品であることからうかがえる通り幅広いスタイルを醸造。近年ではナチュラルワインに感化されワイングレープやワイン樽を使用したものも積極的に打ち出している。元々はCantillionや3 Fonteinenを始めとするベルギーのランビックメーカーやライトでクラッシックなヨーロピアンスタイルから多大なる影響を受けたラインナップを中心にキャリアスタートした。始めは当時シーンを席捲していたヘイジーIPAに対しては懐疑的だったが、やはり良いものを造りたいというチャレンジ精神とスタイルを醸造する事自体への楽しさを発見し積極的に造る様になり高い評価を得た。そしてGarcia夫妻は2018年前後よりナチュラルワインへと魅せられ、アメリカ有数のフードマガジンであるBon Apetitでワインの担当するMarissa A. Ross氏をはじめとするワインのエキスパート達にコンタクトをとりその知見を深めた。かくしてGarcia氏の探求心の強さが醸造の幅を広げ、現在のHomage Brewingのスタイルが完成。
ビールへのこだわりに劣らずその洗練されたブランディングにもセンスが感じられる彼ら。Matthew氏はビール業界に飛び込む以前は高校生であった2000年代初頭、A Love Ends Suicideというアメリカ全土をツアーする規模のメタルコアのバンドでギターを弾いていた。そこでカルチャーを創り出すという事やマーケティングについての基礎を学ぶ。しかしバンド活動に将来性を見出せず、ロサンゼルスの伝説的ビアバーCongragetion Ale Houseにてバーテンダーの職を4年ほど従事する。そのかたわらホームブルーイングを行っており、音楽と醸造への芸術性に多くの共通点を発見した彼は2016年に満を辞してHomage Brewingを開業。ヨーロッパのクラシックなビール達、アート、音楽など彼が情熱を燃やすものへの敬意と単なる模倣やでなくGarcia氏の独創性による進化がそれらに対するHomage(オマージュ)であるとしてこの名前を冠した。現在ではポモナの他にロスアンゼルスのチャイナタウンにもロケーションを構えており、そこではビールのラインナップから容易に想像できる通りキッチンも造りフードプログラムにも力を入れ、更には音楽もしっかり楽しめる、新たなカルチャーの発信基地として注目されている。。ロサンゼルスというその言葉通り多様バックグラウンドや文化がひしめく大都市を体現するかのごとくビールをはじめとする食文化を中心軸にアート、音楽とさまざまなカルチャーを包括するのがこのHomage
Brewingだ。
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Homage Donde Can 355ml オマージュ ドンデ
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